眠り

眠れない涙!!

投稿日:2019年2月16日 更新日:

涙もろい人だね~!! きっといい人なんだろうな~。

しかし、うつ病かもしれませんよ。

うつ病って?
うつ病にかっている人はどんな感じ?
睡眠不足とうつ病は関係あるの?

『うつ病』ってどうなるんだろう? どんな感じなんだろう?
うつ病になると疲れやすく、気分が沈み、食欲がなくなるんです。
「昨日のランチ、寝不足で食欲なくて...」もしかして、あなたもうつ病かもれないですね。

「ちょっとオーバー」

じゃ~うつ病になると、どんな気持ちになり、どんな表情になるのでしょうか!?

気持ちには憂うつ感があり、気持ちが重く、何をするにも億劫(おっくう)で楽しくなく、気分が落ち込んでいる!!
つまりうつ病になった気持ちは、くもり空でどんよりした天気の様な感じで晴れない。そんな気持ちなんです!!

「表情は、どう!!」

見た目笑わない、笑いに乏しく、ため息を繰り返して見るからに苦しい雰囲気をかもし出しているんです。だから、ぱっと見た目、暗いんです。

見た目が暗い表情の人を見かけたら、うつ病をうたがってみると意外に、ただ暗いだけの人だったりもしますけどね。見分けるには、経験と勘の世界ですね。
暗い表情であり本当のうつ病だったら、さらにひどいことになるんです。

暗い気持ちから気分転換をしようとしても、好きなことなのに、夢中になれず物事に興味が持ってなくなるんです。気分転換をしようとできるのは、軽いうつ病なんです。うつ病がひどくなると、なんとかしようという気持ちさえ持てなくなるんです。
テレビのドラマやスポーツを見ても面白くない。友人と話しても楽しくない。

うつ病の人の中には、涙もろくなる人もいるのです。

ただ、うつ病の「涙もろさ」は、人情もろさからくる「涙もろさ」とは、かなり違うんです。

涙を流している表情は同じでも、うつ病の「涙もろさ」は、孤独感で情けない気持ちからくるものなんです。

「私は10年ほど前に仕事のストレスでうつ病になりました。私には発達障害の兄がいます。私がうつ病だと親にいえません。兄のことに加えて私の事で親に負担をかけられないと思うからです。
しかし私は、我慢できず独り部屋で泣きました。
そして親は、いずれ亡くなるでしょう。私は親の死に耐えられるでしょうか、不安になり孤独を強く感じます。また私は、結婚している人がうらやましく思えるのです、相談できる相手がいるのからです。少なくとも私よりも孤独ではないでしょう。」発言小町より要約引用

うつ病の孤独感は、この例のような感じのなさけなさからの涙なのです。明らかに人情のある「涙もろさ」ではないのです。

うつ病は眠れない不眠が前兆になってかかるんです。
不眠は、うつ病の前触れと思ってください。

うつ病には、性格的、体質的な面もあります。しかし不眠経験者は、不眠でない人に比べて、2から3倍もうつ病にかかるんです。

不眠が2週間以上続くようなら、専門のお医者さんに診てもらってください。怖がらせる訳ではありませんが、中年後の自殺者にうつ病の人が多いんです。
自分ひとりで思い悩まず、お医者さんに行きましょう。

不眠つまり睡眠障害を考える前に睡眠不足を考えてみましょう。

誰だって「昨日、夜が遅くて今日は眠いな~」なんて日がありますよね。単なる睡眠不足と不眠はどこが違うのでしょうか。

自分で最近のことを考えてみてください。

「イライラする」「不安感がある」「ゆううつな感じがする」こんな感じがあれば、気分に表れる疲れの症状です。

「よく眠れない」「仕事中に眠たくて仕方がない」「朝の寝起きに、ぐったり疲れた感じがする」これは、睡眠あらわれる症状です。

つぎに「物事への集中力がない」「やる気がない」これらは意欲に表れる症状。

「やることに間違いが多い」これは集中力にあらわれる症状。

体に表れる症状として「なんとなく体の調子が悪い」「運動もしないのに、へとへとになる」「前と比べて疲れやすい」など。

この気分、睡眠、意欲、集中力、体に症状が表れているときの寝不足が睡眠不足(睡眠障害)なのです。こんな睡眠不足が2週間以上続く場合には、気をつけてください。
うつ病の前兆です。お医者さんに行ってください。自分の体、家族の体なんです。

では良い眠りをしているかどうかは、どのようにして分かるのでしょうか。

自分に問いかけてみましょう。

「目覚めたときにある程度の満足感があるかどうか」
「日中、眠くなったり、疲れを感じたりせず、快適に過ごせるかどうか」
睡眠と覚醒より引用
大切なことは、この自分への問いに正直に答えてみることです。決して時間で判断しないでください。8時間眠ったので十分な睡眠を取り「睡眠不足ではない」と判断しないことです。

十分な睡眠(最適な睡眠時間)は、人それぞれです。季節、性別、年齢によっても違うんです。だから、自分への問いかけに素直に自分が答えることで判断することが大切なのです。

もし、どうしても自分の最適な睡眠時間を知りたい方は、このサイトの『睡眠時間』を見てください。そして、自分の睡眠時間を求めてください。多少の時間は必要ですよ!!

<参考資料>
三島和夫『かつてないほど頭が冴える「睡眠と覚醒」最強の習慣』青春出版社(1918)
内山真『睡眠学の権威が解き明かす「眠りの常識」』KADOKAWA(1918)
発言小町 URL http://okspi.yomiuri.co.jp/reader/view/topic.jsp?tpid=869216 (2019/2/16参照)

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